竜児の手はおっきいから、指だけ握るのも好きなの。あ、そう、そうすか(u ・ω・)住所俺の中の大河さんにいきなりのろけられることの多いせーぶるです
さて、前回の14章は拍手ゼロ。なのでまあ、誰も読んでないかと思ってたら、読んでらっしゃるとのありがたいコメントもいただきましたので、いそいそと「並び寝る」15章をお贈りします。クライマックスの後半です。……と思ったら、なんと今回の15章、長すぎるとブログがエラーを吐きましたw というわけで、まずは15章の前半をこちらで。そして続けて次のエントリで後半を投稿します。
ところで。とらドラ!の原作小説、及びアニメでは、終盤ついに両思いになれた大河と竜児のふたりが、にもかかわらず、長い間(小説ではひと月半強、アニメではなんと1年強!)引き離されるという展開になります。作品内ではそれは、大河が親と和解した上で竜児と結ばれるためであり、作品外的には、作劇術としてクライマックスを盛り上げるため、とでも言えるでしょうか。
両思いになった途端に引き離される。これはなんというか、耐えがたい、途方もない残酷です。もちろん、一次製作者側、とくに竹宮さんはその残酷さもよくわかっていて、可能な限りそれを本文に定着させている。ジャンルの規則から外れないのであれば、引き離される前にふたりが肉体的にも結ばれるようにさせてあげたいという思いすら、そこからは感じ取られるほどです。
つまりまあ、私はその残酷を少しでも取り除いてあげたくて、大河と竜児に最高の初夜を贈りたくて、これを書きだしたのでした。
それでは大河×竜児SS、「竜虎並び寝る」 15章(前編)をどうぞ。ラブエロ注意